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「いただきます」は言わない!?ニュージーランド独特な食文化とマナーについて

「ニュージーランドに留学したいけど、食べ物や食文化が気になる…」

そんなあなたに、ニュージーランドの美味しい食べ物とそのユニークな食文化についてご紹介します。この国はまさに食の宝庫で、食事マナーも日本とは一味違います。興味が湧いたら、この記事を最後まで読んで新しい食の冒険に出かけてみませんか?

1. ニュージーランドの食べ物は種類が豊富!

ニュージーランドは食べ物の宝庫。美味しいものがたくさんあって、一度行ったら食べきれないほど。その多様性の理由にはいくつかの理由があります。

地理的要因

ニュージーランドは島国で、海に囲まれています。なので、サーモンやグリーンマッスル(ムール貝の一種)、ロブスターといったシーフードが新鮮な状態で手に入りやすいです。そして、山も多いので、山菜なども新鮮な状態で採ることができ、質の高い素材で作られる料理が多いのが特徴です。

移民文化

多文化国家であることも食の多様性を生んだ要因の一つです。イギリスやオランダ、アジア諸国からの移民が多く、それぞれの国から持ち込まれた食文化が融合しています。例えば、マオリ文化のハンギ(地下オーブン料理)や、アジア料理の影響を受けた独自の料理など、選ぶ楽しさ、食べる楽しさが尽きません。

気候と土壌

ニュージーランドの気候と土壌も影響しています。この国は気候が温暖で土壌も肥沃です。つまり、年間を通して野菜や果物が楽しめるのです。特に夏にはベリー類が豊富で、冬にはラムを煮込んだスープで心も体も温まります。

2. 歴史的背景

ニュージーランドの食べ物がなぜこんなにも豊富なのか、その歴史的背景を掘り下げていきましょう。多様な食文化は、この国が歴史的にどれだけ多くの影響を受けてきたかを表しています。

島国のため移民が多く、様々な食文化が取り入れられた

船でやってきた多くの移民たちが、それぞれの食文化を持ち込んできました。19世紀にはイギリスやオランダ、20世紀にはアジア諸国からの移民が増え、それぞれの国の食べ物や調理法が取り入れられ、現地の食文化に様々な影響を与えました。その背景もあり、ニュージーランドではカレーやパスタ、寿司など、多国籍な料理が楽しめます。

先住民マオリの影響

そして、先住民であるマオリ文化の影響です。マオリは自然と共存する文化を持っており、それが食にも表れています。「ハンギ」と呼ばれる地下オーブンで調理する方法は、ニュージーランドならではの料理文化。肉や野菜を石と共に埋めて熱を加え、じっくりと蒸し煮にします。このような独自の調理法が今でも息づいており、食文化に多様性をもたらしているのです。

イギリス文化の影響

最後に、イギリス文化の影響です。ニュージーランドはかつてイギリスの植民地だったので、その影響は食文化にも及んでいます。お茶文化、パイ、フィッシュ&チップスなど、イギリス由来の食文化が根付いています。イギリス式の「アフタヌーンティー」も人気で、紅茶にサンドイッチやスコーンを添えて楽しむことも多いです。

3. ニュージーランドの代表的な食べもの

「ニュージーランドと言えばこれ!」という食べ物もあります。ニュージーランドの代表的な食べ物をご紹介します。

ハンギ 

先ほどから幾度も登場しているハンギはニュージーランド先住民、マオリの伝統的な料理です。土の中に石と一緒に食材を埋めてじっくりと蒸し煮にします。この独特の調理法で作られる料理は、特に大事な儀式やイベントでよく作られています。

パヴロヴァ

メレンゲの外側はサクサクで、中はもっちり。その上にフレッシュなフルーツとホイップクリームがトッピングされていて、見た目も美しいデザートです。特にクリスマスやお祝い事では欠かせません。

キウイフルーツ

キウイフルーツはニュージーランドが誇る代表的な果物です。もともとは中国から持ち込まれたものですが、ニュージーランドでの栽培が成功して、今では世界中で「キウイ=ニュージーランド」と言われるほど。ビタミンCが豊富で、健康にも◎。

4. 日本とは食事マナーが異なる

ニュージーランドと日本では食事のときのマナーがかなり違います。日本で当たり前のことが、ニュージーランドではちょっと違っていたりするので気をつけてくださいね。

テーブルマナー

ニュージーランドでは基本的にフォークとナイフを使います。なので、お皿はテーブルに置いたまま食べるのが一般的です。日本のようにお皿を持って食事することはありません。

食事の挨拶

日本には「いただきます」と「ごちそうさま」がありますよね。しかし、ニュージーランドではそのような特定の食事の挨拶は少ないです。食事を始める前に短い祈りを捧げる家庭もあります。

手を伸ばして物を取る

自分が手を伸ばしにくい位置に調味料がある場合は、近くの人に取ってもらうのが一般的です。「手を伸ばして取る」というよりも、「誰かを飛び越えて手を伸ばして取る」ことが失礼とされるようです。

ニュージーランドでの食生活を楽しみましょう!

ニュージーランドに留学する際は、ただ勉強するだけではなく、現地の食文化を楽しむのも大事な経験です。

食事の多様性はニュージーランドの大きな魅力の一つ。色々な料理を食べてみてくださいね。留学生活が始まったら現地の友達や家族と一緒にレストランや屋台に行って、様々な食べ物を楽しんでみましょう。

テーブルマナーや食事の挨拶など、現地の習慣に合わせて行動することで、現地の人々からの尊重を得られます。そして、文化の違いを理解することで、より深いコミュニケーションができるようになりますよ。

6. 私の体験談

昼間からビール!

私がお酒が大好きだったので、「食事の時にお酒が飲めるファミリー」をリクエストしていたので、いつも昼からビールを飲ませてもらってました(笑)食事もとてもおいしかったです。ラム肉や鶏肉、ビーフ、魚のフライ、ポテトや果物などをいただきました。そのほかファミリーにはスーパーに連れて行ってもらったり、海や山など自然の観光地にも連れて行ってもらったり、釣りにも連れて行ってもらったり、至れり尽くせりでした。どちらのファミリーにもとても感謝をしています。 Tさん(社会人・女性)

7. まとめ

ニュージーランドは地理的、歴史的な要素や多様な文化が交錯して、とても豊かな食文化を持っている国です。ハンギやパヴロヴァ、キウイフルーツなど、現地でしか味わえない食べ物もたくさん。

食事マナーにも少し違いがありますが、マナーを守ることで得られるリスペクトや、現地でしか味わえない食べ物、それを楽しむためのコツなど、留学や旅行での食文化体験は非常に豊かなものになるでしょう。

もし機会があれば、是非ともニュージーランドの多彩な食文化に触れてみてください。新しい発見や感動がきっと待っているはずです!

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