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イギリス留学中に行きたいヨーロッパ ~ユーロスターでベルギー&オランダ編~

イギリス留学の魅力の1つに、「ヨーロッパ旅行ができる」ということがあげられます。イギリスに拠点を持っていれば、憧れのパリでも、パスタが美味しそうなローマでも、おしゃれ雑貨がありそうな北欧でも、LCC(格安航空券)や列車やフェリーを使って、安く簡単に旅行できちゃいます。

もちろん、オーストラリアでも、ニュージーランドでも、アメリカでも、カナダでも留学中に旅行はできるのですが…、「ヨーロッパに行ってみたい」という日本人は多いですし、ヨーロッパの国数の多さ、選択肢の多さはやはり魅力的ですよね(余談ですが、逆にヨーロッパの人は、いつか日本やアジア行ってみたいんだよね~と憧れている方が多いです)

そこで!今回はイギリス留学中に行きたいヨーロッパとして、列車ユーロスター(Eurostar)を使ってのベルギー&オランダを紹介します!色々な回り方がありますが、ISSスタッフがイギリス滞在中に1人旅で廻ったスポットを中心に紹介させていただきます(ベルギー&オランダは女性の1人旅にもおすすめ)。

ロンドンからユーロスター(Eurostar)に乗ろう!

ユーロスターとは?

ユーロスターは、英仏海峡を通って、イギリス~ヨーロッパを結ぶ国際列車です。ユーロトンネルができた1994年に開通しました。路線は以下の通り。

・ロンドン(英)~アシュフォード(英)~リール(仏)~ブリュッセル(ベルギー) ~ロッテルダム(オランダ)~アムステルダム(オランダ)
・ロンドン(英) ~アシュフォード(英) ~カレー(仏)~リール(仏)~パリ(仏)
・ ロンドン(英) ~アシュフォード(英) ~ディズニーランドパリ(仏)
・ ロンドン(英)〜アシュフォード(英)〜ムーチェ(仏)〜(エイム・ラ・プラーニュ)ブール・サン・モーリス (仏) ※冬季のみ
・ ロンドン(英)〜アシュフォード(英)〜アヴィニョン (仏) ※夏期のみ

※列車によって停車駅が異なります
※オランダのアムステルダムまでの直通運転は2018年に開始、アムステルダムまで行くのは1日3便のみ

実際いくらくらいかかる?所要時間は?と思ったら、公式ホームページより検索してみましょう。発着駅(From)にロンドン・セントパンクラス(London St Pancras)、行き先(To)にベルギーのブリュッセル(Brussels)と入力し、調べたい日付と乗る人数を入れます(検索画面①)。

検索画面①

Searchを押すと、検索結果がでます(検索画面②)。この日は平日なのもあって結構安いようで、Standardクラスだと、朝8:55発の便は65ユーロ(約9,000円)、11:04の便は96ユーロ(約13,000円)となりました。条件が悪い場合には、前後の日付をチェックしたりもできます。

検索画面②

英語のホームページとなりますが、日本で飛行機の検索などをするのと同じような感じで簡単です。ちなみに所要時間はそれぞれ、2時間10分・2時間1分と出ていますね。ロンドン~ブリュッセル間は最速で1時間51分となりますが、列車によって停車駅が異なるため、少し変わってきます。速さと料金のバランスを見て乗る列車を選びましょう。 購入するチケットを決めたら、クレジットカード決済に進んで、購入してください。

Eurostarの公式ホームページより

ロンドンのセントパンクラス駅から出発!

チケットを購入したら、いよいよ出発です。ロンドンの出発地は、セントパンクラス駅(St Pancras駅)です。チェックインは出発時間の30分前には締め切るようなので、出発時間の1時間前くらいには着いておくと安心です。セントパンクラス駅は、ハリーポッターの9と4分の3番線ホームで有名なキングスクロス駅(Kingscross駅)と繋がっています。ロンドン中心地から地下鉄で10~20分で着くので移動も楽です。

飛行機と違って、荷物を預けたり、パスポートを見せたりなどの手続きがないため楽なのが良いですよね。セントパンクラス駅はカフェやレストラン、お土産屋さんなどもかなり充実しているので早めに着いても時間を潰せます^^

いよいよ出発!

ユーロスターでベルギーに向かいます。列車内はWi-Fiが使えたり、軽食や飲み物を売っているbarがあったりと結構楽しめます。乗っている最中に「今、イギリスとフランスをつなぐユーロトンネルにいる!」と思うとものすごくワクワクしました。日本でいう、青函トンネルみたいな気分ですね。

ベルギー・ブリュッセルに到着

ベルギーはブリュッセルに到着しました!ところでベルギーって何があるんでしょうか?

ベルギーワッフル? 日本でも90年代の終わりに流行りましたよね(笑)
小便小僧?とりあえず、写真を撮る人多数

ベルギーワッフルはブリュッセルのいたるところで売られていますし(日本で流行って以来、日本人観光客に売れるから売ってる説もあり)、グラン・プラス近くにある小便小僧は人気スポット(世界三大がっかりスポット説もあり)ですが、私が回った、定番&定番以外のおすすめポイントもご紹介いたします。

世界遺産「グラン・プラス広場」

ライトアップされた市庁舎

美しい石畳の広場、グラン・プラス(Grand Place)は世界遺産に登録もされているベルギー1番の観光スポットです。昼もいいけど、夜景がキレイです。1つ1つの建物にとっても細かい装飾が施されていて、さすがヨーロッパって感じです。そしてイチオシがフラワーカーペットのシーズン。とはいえ私も生で見れたことはなく…2年に1回の開催となっているのでいつか行ってみたいと思っています。

お花を敷き詰めたカーペット。テーマに沿った絵が描かれています。

EU本部+欧州連合博物館(Parlamentarium)

日本人にはそんなに馴染みのないブリュッセルですが、実はEU(欧州連合)の本部がある街でもあります。この 欧州連合博物館はEUについて学べる施設となっていて、入場も無料なので、博物館や歴史、政治経済が好きという方には結構おすすめ!欧州議会も開放していて見学が可能。博物館のほうは、EUのあらましや各国の展示が充実していて本気で見学しようとすると1日見ていられます。

ブリュッセルを少し離れて…天井のない美術館「ブルージュ」

首都ブリュッセルから電車で1時間の観光地、ブルージュを紹介します。運河と石畳の街並みが美しいブルージュは、世界遺産にも登録されているベルギーの人気スポットです。ブリュッセルに行ったら是非行って欲しい!むしろ、ブリュッセルよりブルージュが気に入ったという声も多数。私自身もブルージュの虜になってしまいました…。「天井のない美術館」「ベルギーのベネチア(水の都)」など色々な名称もあります。街は運河に囲まれていて、絵本の中にいるような気分

中世の街並みが残る運河の街。ここでのんびりしたいですね。
ベキン会修道院の前の広場のスイセンがとってもきれい!(3月)

食べ物は、①ポテト②チョコレート③ワッフル

どこに行ってもフライドポテトが売ってました

ベルギーの名物がフライドポテトだなんて知らなかったのですが、ブリュッセルはどこに行ってもポテトが売ってました。 写真のようにくるまれて、まるでクレープの食べ歩きのようにポテトを食べている観光客が多いです。 こちら、フリットコット(Frietkot)というそうで、揚げたてのアツアツでした。大体はマヨネーズですが、ケチャップなどのソースや塩などが置いてあり好きなものをかけて食べます。めっちゃおいしいです!

さらに、ワッフルより見かけるのがチョコレート。チョコレートショップである、“ショコラティエ”を見かけます。ベルギーチョコレートは大人気で、日本でも有名なピエール・マルコリーニ、ヴィタメールなどもベルギー。街を歩いているとそこらじゅうにショコラティエがあるので、おすすめの1粒を見つけてみてくださいね。

チョコレートの芸術?!

※この旅ではいけなかったのですが、ベルギー・チョコレート・ビレッジというチョコレートの博物館もあります。チョコ好きには必見!

さらに、ベルギーワッフルも定番だなといいつつ、食べてみました^^

これ、手のひらくらいの大きなサイズでした

カフェで食べたのですが、手のひらほどある大きなベルギーワッフルに、どっさりの生クリームとイチゴ!すっごく美味しいのですが、途中で少し飽きてしまいました。しょっぱいものが食べたくなったら①のポテトへ戻り、永久ループでしょうか。。(笑)

ブリュッセルからアムステルダムへ

お腹も満たされ、ベルギーの旅を終え、オランダの首都アムステルダムへ向かいます。アムステルダムは、上述のユーロスターで向かう以外に特急電車で向かう方法があります。ヨーロッパの電車の検索は、レイルヨーロッパというサイトが便利!ブリュッセル~アムステルダム間を検索してみると、最安で¥3,600~、時間は1時間52分と出てきます。安くて速いので、この電車が良さそうですね!(検索画面③)

検索画面③
出発地と目的地を日本語で入力できるので分かりやすい!

オランダ・アムステルダムに到着

アムステルダムに到着しました!オランダのイメージってありますか?

こんなイメージ?

風車のあるこんなイメージなのですが、アムステルダムについてみると意外と都会?!アムステルダム中央駅は、東京駅のモデルと言われており、2006年には姉妹駅となっています。確かにこのレンガ調の外観、似ていますよね☆

東京駅のモデルとなった、アムステルダム中央駅

水上の家、ボートハウス

アムステルダムの街を歩いていると、いたるところに運河があり、川の両端にはボートがたくさん並んでいます。川沿いの家々は、高く細長く連なっていて、おもちゃの家のよう。

ボートだらけの運河
家々が細長く、隣とぴったり!

写真には載っていませんが、アムステルダムの運河に浮かぶボートはキッチンやベッド、生活に必要なものが全てそろっている“ボートハウス”というものもあり、実際によく見かけました。なんと、ボートハウスが正式な住所でそこで暮らしているのだとか…!家がなく、仕方なく水上で生活するようになった…?と思ったのですが、そうではなく水上物件は人気で予約殺到しているのだとか!!もともとは、人口に対して土地が少ないため、水上にも家を、ということで始まったボートハウスということなのですが…今では水上に超豪華な家を作る業者も多く、ボートハウスは裕福なお家の象徴だそうです。一度暮らしてみたいですね。

アンネ・フランクの家(Anne Frank Huis)

アムステルダムで欠かせないスポットといえば、アンネ・フランクの家でしょうか。ナチス・ドイツからのユダヤ人迫害を避けるため、1942年からの2年間を過ごした隠れ家の見学ができます。また家自体がかなり狭いからか、行列となりますので事前に予約することをおすすめします。実際に家の中に入ると、その狭さと急な階段に驚きました。アンが生活していた小さな屋根裏部屋や、実際に書いた日記の一部を見ることもできます。

キューケンホフ公園(keukenhof)

アムステルダムから少し足を伸ばしても絶対のおすすめなのが、キューケンホフ公園です。キューケンホフ公園は世界一大規模なフラワーパークです。私は3月末に訪れましたが、3~5月頃であればチューリップの見頃です。オランダの象徴であるチューリップですが、日本では見たことのないような種類のものや大きなものなど本当に驚くほどチューリップだらけです!

かわいらしいショップ
チューリップ、デカッ!!!!

オランダのデルフトという地域に「デルフト焼」という陶器があります。白地に青く絵が描かれており、生で見ると本当に美しいです。キューケンホフ公園のショップにもデルフト焼をモチーフにした食器がたくさん売られていてすごくテンションがあがりました。マグカップやお皿など色々あったのでお土産にいいかも?

デルフト焼(イメージ)

※チューリップが好きな方は、アルスメール花市場にも是非行ってみてください!中世には貴族を狂わせたというチューリップ取引の裏側が見られます。実際にチューリップが競りにかけられる様子やチューリップが運ばれる様子を見ることができます。

イギリス留学中に行けるヨーロッパとして、ユーロスターで行くベルギー&オランダを紹介しました。留学中の貴重な期間、せっかくならたくさん旅行も楽しみたいですよね!

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