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語学学校の授業ってどんなことをするの?

海外留学をする場合、語学学校に通う人がほとんどです。語学学校をどこにしようかと検討する際、「海外の語学学校って、そもそもどんなことをするの?」と思う方も多いのではないでしょうか。

そこで、お客様の経験をもとに語学学校でよく行われる授業の内容を紹介します!これを読んでおけば、実際に語学学校に行く際の心の準備&語学の準備ができますよ。

ペアワーク、ディスカッションで意見を聞かれることが多い

Grammar(文法)の授業であっても、writing(筆記)の授業であっても、講義形式というよりは留学生に「英語を話させる授業」が多いです。

イギリス(ロンドン)に留学したAikoさんの場合

3日目の授業で「好きな国とその理由」を隣の人と話すペアワークをしました。Aikoさんはハリーポッターや007、シャーロックホームズなど、イギリス文学が好きでイギリス留学を選んだので、迷わずこう答えました。

“I like England!Because I like Harry potter”
(イギリス!ハリーポッターが好きだから)

ペアのスペイン人学生は怪訝な顔をして
“Why? I cannot understand you. Because England has lot of rain, foods are not tasted…”
(なぜ?理解できない。イギリスは雨が多いし、食べ物もまずいし…)と、イギリスの悪いところをあげてきたそうです。

Aikoさんはまだ到着して数日でしたが、思ったよりホストファミリーのご飯は美味しいし、学校までの道も自然いっぱいでキレイだし、街並みはおしゃれだし、良いところだと思う!と反論したかったのですが、それを表現する英語力がなくて、スペイン人学生に圧倒されたままペアワークが終了、とても悔しい思いをしました。

翌日以降も、毎日のようにペアワークがあり、日本の政治構造、経済のこと、3.11の震災や原発のこと、今流行っていることなど色々聞かれて上手く答えられない日々が続きました。

Akikoさんは、留学前に下記のようなことを「英語で答えられるように準備すれば良かった」と思ったそうです。

・自己紹介
・自分の好きなもの(趣味、スポーツ、本、映画、アニメ、場所、ファッション、音楽など)
・留学に来た理由、留学先を決めた理由
・日本の良いところ、悪いところ

海外に出発する前に、最低限準備をしてみてください。海外の語学学校(もちろん大学に行く場合も)ペアワークや何人かのグループでのディスカッションをする機会がとても多いです。日本人は日本語であっても、ディスカッションになれていないため、雰囲気に圧倒されて何も言えないで終わってしまった…ということがよくあります。

まずは日々の生活の中で、何か意見を持った時に、頭の中で「なんで自分はそう思うのだろう?」と自分に問いかけ、英語に変換する癖を身に付けておきましょう。

ゲーム形式の授業もある

英語を話すのはディスカッションとは限りません。ゲーム形式で英語を話すような授業も多いです。

オーストラリア(ケアンズ)に留学したTakuyaさんの場合

オーストラリア、ケアンズに行ったTakuyaさんが一番印象に残っている授業は、ゲーム形式の授業でした。

ある日、クラスメイト全員に1枚ずつ絵が配られました。配られた紙にはそれぞれ違う絵が書いてあるので、周りに見せないように言われました。Takuyaさんの絵は、数名の男女がビーチでバレーボールをしていて、青空にはサンサンとした太陽、遠くで子どもたちがお弁当を食べている様子が描かれていました。

「それぞれ、ペアの相手に英語で絵に描かれている内容を説明し、聞いたほうは聞いた情報から白紙の紙に絵を描いてください」

Takuyaさんは以下のように説明をしました。

“On the beach, there are three men and three women. They plays valley ball…”
(ビーチで、3人の男性と3人の女性がいて、バレーボールをしていて…)

絵の中にある人・物については、数などを言えば説明できるのですが、それぞれの配置だったり、人物の表情や様子だったりを伝えるのはなかなか難しい。

ペアの相手が描いた絵は、Takuyaさんの持っているそれと全く異なるものでした(笑)普段から、日常の何気ない動作や見たものを英語に変換する練習をしておくと良いなと思ったそうです。

ロールプレイ形式の授業もある

ワーキングホリデーや学生ビザで、現地で働くことを想定して行われる授業もあります。

カナダ(ビクトリア)にワーキングホリデーをしたMayuさんの場合

Mayuさんは、語学学校を卒業したらカフェでバイトしたいな~と考えていました。すると、ある日の授業で、バイトの面接の受け答えを想定したロールプレイをやることになりました!


ペアで、面接官役と学生役に分かれます。

(面接官役)What other kind of work have you done in the past? (過去にどんな仕事をしたことがありますか?

(Mayuさん)(ええと、カフェ店員とコンビニだから…)I worked in Café and convenience store.

すると、先生が「カフェとコンビニっていう場所だけ伝えてもPRにならないから、それぞれでどんな仕事をしたか、そこで何を学んだかを言えるように」とアドバイスをくれました。例えばカフェでは接客だけだったのか?コーヒーの知識があってドリップが出来るのか?なども、聞かれる前にどんどんアピールしたほうがいいとのことでした。

このロールプレイでは満足な返しがほとんどできなかったMayuさんですが、相手の受け答えなども研究し、その後アルバイトを探す際の面接に役立ち、無事にローカルのカフェでアルバイトを見つけたとのことです!

まとめ

このように、講義形式の授業ではなく、とにかく自分の意見をもって話す機会が多いです。日本にいる間に勉強をするなら、英語を口に出してみる練習をおすすめします。

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