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知ってると役に立つかも?日本と海外の文化の違い【マイナー編】

海外での生活といえば、言葉や食事、気候の違いが真っ先に思い浮かびますよね。でも実は、もっとささいなことで戸惑う場面がたくさんあります。

たとえば、ノートやコピー用紙のサイズが違ったり飲食店でおしぼりが出てこなかったり…。日本では当たり前でも、海外ではちょっと事情が違うんです。

この記事では、日本では当たり前だけど海外ではちょっと違う、マイナーだけど知っておくと役立つ文化の違いをたっぷりご紹介します。現地に行ってから「知らなかった!」と焦る前に、ぜひチェックしてみてくださいね。

【規格編】文具やPC機器など、身の回り品の地味な違い

紙幣サイズが違う!

日本のお札はサイズが揃っていますが、海外では金額によってサイズがバラバラなことが多いんです。ヨーロッパのユーロ札やカナダドルは、1枚ごとに大きさが違います。

ユーロやドルなどと並べて比べると、日本のお札は大きく作られていることが分かります。

海外でおしゃれな財布を見つけて、一目惚れして買ってしまうことはよくありますよね。海外紙幣に合わせて作られているため、実はその財布、日本に帰ってきたら使えない…なんてこともあるんです。

現地で使う分には問題ありませんが、日本で使うならブランド品など、日本円サイズに合わせて作られているかどうか、事前に確認しておくのがおすすめです。

コピー用紙のサイズが違う!

日本で当たり前に使っているA4サイズの紙。実はアメリカやカナダでは、これと少し違う「レターサイズ」が主流です。見た目はほぼ同じなのに、印刷すると上下の余白がズレたり、フォルダに入らなかったりと地味に困るポイント。

日本から持参した書類を現地で使うときは、このサイズ差に注意しましょう。

A4、A3などのサイズは国際基準の為、イギリスやオーストラリアでは同じサイズですが、B4、B5は日本の独自規格ですので海外では印刷できませんし、紙自体が売っていません。

どうしても使いたい場合は事前に日本から持って行くか、日本語の本を扱う書店などで販売していますので、事前に調べてみてくださいね。

乾電池の規格が違う!

日本では電池の種類を「単三」「単四」などと表現しますよね。海外ではこれが「AA」「AAA」と呼ばれています。言い方が違うだけならまだしも、微妙にサイズや電圧が異なることもあるので、現地で買う場合は使用機器との相性は要チェックです。

旅行用の電池式グッズを持っていくときは、予備の電池も一緒に持っていくと安心です。

日本の呼び方海外(英語圏)の呼び方
単1D
単2C
単3AA
単4AAA
単5N

鉛筆の濃さが違う!

日本では「2B」や「HB」が主流。でもアメリカでは「#2(ナンバーツー)」といった表記がよく使われています。この#2は日本のHBに近い濃さ。テストなどで「#2を使用してください」と書いてあっても、「え、何それ?」とならないよう、事前に覚えておくと安心ですよ。

日本の呼び方海外(アメリカなど)の表記
B#1
HB#2
H#3
2H#4

パソコンのキーボードの配列が違う!

実は、日本と海外ではキーボードの配列がけっこう違うんです。日本で一般的に使われているのは「JIS配列」と呼ばれる日本独自のもので、日本語をスムーズに入力できるように設計されています。

一方で、アメリカやカナダなどの留学先で使われているのは「US配列」のキーボード。見た目は似ていても、キーの配置が微妙に違っています、たとえば「@」や「”」の位置がまったく違ったり、変換キーがなかったりします。慣れていないと、「あれ?打ちたい文字が出ない…」という状況に陥り、地味にストレスが…。

留学や仕事など長期滞在になる場合は、現地仕様に少しずつ慣れていくのが理想です。それでもどうしても慣れないという方は、日本語配列のキーボードを持ち込んで使うというのも手。

自分に合った方法で、快適なPCライフを送りましょう。

【日常生活編】日常の中で出会うちょっとした違い

ティッシュは配られない!

日本の街中ではお店の広告入りのポケットティッシュが無料でもらえたりします。でも海外では、そういう文化はほとんどありません。風邪をひいたときや急に鼻をかみたくなったとき、ティッシュが手元になくて困った…なんてことも。

ポケットティッシュは日本で多めに用意して持っていくと、かなり重宝します。

おしぼりは基本的に出てこない!

外食をすると、必ず出てくるおしぼり。日本では当たり前ですが、海外ではまず出てきません。ファストフードはもちろん、ちょっとしたレストランでもテーブルに置かれていないことが多いです。ウェットティッシュや除菌シートを持ち歩きましょう。衛生面だけでなく、ちょっとした不快感も減らせて快適に過ごせますよ。

救急車のサイレン音が地域によって違う!

日本の救急車の「ピーポーピーポー」という音に慣れていると、海外のサイレンはかなり衝撃的に聞こえるかもしれません。国によって音の種類やパターンが違うので、「何の音?」と気づかずスルーしてしまうことも。

緊急車両の音が聞こえたら、まずは周囲を見て状況を確認しましょう。

自動ドアのセンサーの位置が高め!

日本ではドアの前に立てば自動で開いてくれる自動ドア。でも海外ではセンサーの感知範囲が高く、背が低めの人はなかなか反応してくれないこともあります。日本人は海外よりも身長が低い傾向にあるのでなおさら注意が必要です。

決して壊れているわけではないので、センサーの前で少し背伸びするだけで反応することが多いです。ちょっとしたことですが、知っておくと焦らず対応できますよ。

【言葉編】コミュニケーションでの“ちょっと違う”に注意

「頑張ってください」のニュアンスが違う!

日本では励ましや応援の気持ちで使う「頑張って」。でも英語では “Do your best” や “Good luck” など、言い方次第で「結果を出せよ」というプレッシャーに感じられることもあります。

特にビジネスやフォーマルな場面では注意が必要です。応援の気持ちはあっても、場面に合わせて言い方を変えるのがベターです。

頷きの意味合いが違う!

日本では、相手の話を聞いているサインとして自然にうなずきますが、海外では「Yes(同意)」ととられることが多いです。そのため、まだ考え中なのにうっかりうなずいて「OKした」と誤解されることも。

話の内容やタイミングをよく考えて、ジェスチャーの使い方には少し慎重になると安心です。

手のひらを相手に向けるジェスチャーの意味合いが違い

日本では「ちょっと待って」や「ノー」の意味で手のひらを前に出すことがありますよね。でも国によっては、このジェスチャーが「攻撃的」「無礼」ととられてしまうこともあるんです。逆に「見て!」「これ!」といった意味合いで使われる国も。

ジェスチャーは国によって解釈が異なるので、なるべく言葉で伝えるようにするのがトラブル防止のコツです。

まとめ:マイナーだけど知ってると得する文化の違い

海外生活では、大きな違い以上に、こうした小さなギャップが意外とストレスになることも。でも事前に知っておけば「なんだ、そういうことか」と納得して対処できますよね。

文化の違いは、驚くこともあるけれど、それ以上に「面白いな」「こういう考え方もあるんだ」と気づきを与えてくれるものでもあります。マイナーな違いも楽しみながら、海外での生活をより快適に、より豊かにしていきましょう!

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