英語で政治について討論できますか？～アメリカ大統領選前日の出来事～
衝撃だったバスでの討論
ISS留学コンサルタントの私がアメリカに留学していた際、アメリカはちょうど2016年の大統領選挙真っ只中でした。この時は、共和党のドナルド・トランプと民主党のヒラリー・クリントンの対決の時でした。
ISS留学ライフ東京支店の米澤です。今日は、アメリカ大統領選挙の前日に起きたびっくり話を紹介します！
大統領選の前日、私がバスに乗っていると赤の他人同士が突然政治について議論を始めたのです。日本では考えられないですが、途中からドライバーさんもその議論に介入していき、だんだん議論はヒートアップしました。そしてなんと最終的には乗客全員が討論に参加しだしたのです！
私は驚くあまりその議論に耳を傾けることしかできませんでしたが…。
特別、政治に関心があるという人でなくても、国民が当たり前に政治の話をし、自分の考えをしっかりと主張するという文化に驚きを隠せませんでした。この時、私は各候補者の主張や公約などそんなに詳しくなかったですし、大して意見も持っていませんでした。しかし、私が例えばアメリカの政治に詳しかったとしても、バスの中でいきなり知らない人と議論を交わすことはできなかったと思います。
候補者演説のテレビ放送直前の街中は怖いほど静まり返っており、タクシーが全くつかまらなかったのを今でもはっきり覚えています。
みんなテレビの前で待機をしていたのかなと思います。
大統領選以外でも、政治に関心があるんだなと感じた瞬間はたくさんありました。
普段から政治について話しているアメリカ人
また、現地の生活では、自分と同年代のアメリカ人同士がプライベートの場でも政治について熱く議論を交わしているのに衝撃を受けました。日本の政治の仕組みや歴史について、私もいろいろと質問をされましたが、あやふやな簡単な答えしか返せず今でも後悔しています。
私が日本で友人と政治について議論を交わしたことがないと教えると、「なぜなんだ？！母国の将来について意見を交わすのが普通なのでは？」とすごく驚かれました。アメリカの若い人たちは、政治や母国の将来について日本人よりも強い関心があるんだと思いました。
留学前に日本の政治の仕組みや歴史について勉強し、英語で説明できるようにしておけば良かったと何度も何度も思いました。 これから留学に行く方は、渡航先に関係なく、日本の政治システムや歴史について英語で説明、意見できるように準備をしておくことをおすすめします。
そうすれば留学先でもっともっと広い人脈を築けるのではないかと思います。
おすすめ勉強法
そこで、おすすめの勉強方法を１つ紹介します！その勉強方法は「日本の新聞を英語版で読むこと」です。
The Japan Times alpha
購入しなくても無料で読める日系英字新聞サイトです。日常会話では使うことのない専門用語なども新聞記事から学ぶことができるのでぜひ利用してみてください。
Japan Today
記事にコメントができるようになっているので、外国人読者の様々な意見も知ることができます。
英字新聞を読むことを習慣化するとリーディングにも強くなります。TOEICやTOEFL、IELTS等リーディングパートが必ずあるので試験対策としても良い学習方法の1つだと思います。途中に必ず出てくるわからない単語を前後の文脈から推測する力も鍛えることができるので大変おすすめです。
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