Voice 留学体験談

カナダ・バンクーバー Co-op留学 体験談|インターンや仕事探しを通じて沢山のことが得られた
美羽さん

PROFILE
| ご職業 | 大学生 |
|---|---|
| 国・都市 | カナダ、バンクーバー |
| 期間 | 48週間(2024年8月) |
| 学校 | タムウッド キャリアス |
| 参加プラン | カナダ(バンクーバー)Co-opプログラム |
コロナ禍で一度は諦めた長期留学
中学生の頃から海外に興味があり、中学、高校で何度か短期留学を経験しました。そうした経験を通して、大学では必ず長期留学に行きたいと考えていましたが、コロナ禍の影響でその夢は一時的に諦めざるを得ませんでした。しかし、大学でゼミの授業を通して海外に関するドキュメンタリーを観た際に、改めて「もっと世界を見てみたい」という気持ちが強くなりました。家族や友人にその思いを相談したところ、皆が背中を押してくれたこともあり、再び留学への意志を固めることができました。
プラン、留学先の選定
留学先としてカナダ、バンクーバーのコープ留学を選んだ理由は、大学の先輩が同じプログラムでバンクーバーに留学していたことがきっかけです。さらに、有給インターンシップを通じて現地で実務経験を積みながら生活費も賄える点に魅力を感じ、長期留学に適していると判断しました。
また、バンクーバーを選んだ理由の一つに、気候が日本と似ていて四季があり、1年を通じて過ごしやすいという点があります。実際に現地で生活してみると、気候は想像以上に快適で生活環境として非常に満足しています。

カナダ特有のクリスマスイベントを体験
私は当初3カ月間のホームステイを予定していましたが、実際に滞在してみてとても気に入ったため、1カ月延長し、合計4か月間ホームステイを経験しました。私が滞在していたホームステイは2階にホストファミリーの部屋があり1階が留学生専用の部屋という構造でした。そのため、毎日頻繁に会話するというよりも、イベントや特別な機会にホストファミリーと交流するスタイルでした。
中でも特に印象に残っているのは、カナダならではのクリスマスイベントです。シークレットサンタを通じて、ルームメイトとホストファミリーとプレゼントを交換しながら一緒にクリスマスを祝い、日本ではなかなか体験できない特別な時間を過ごすことができました。

シェアハウス探しは注意も必要
4カ月間のホームステイ後は自分で住まいを探しました。バンクーバーは家賃が高いため、シェアハウスでの生活が一般的です。私は友人と2人で住める場所を探していたため、一緒に家探しを始めました。家探しは人それぞれですぐに決まる人もいれば苦戦する人もいます。私は、家探しに苦戦し20件ほど内見を行いました。家探しに苦戦しましたがその分とても素敵な家を見つけることが出来ました。
家探しの中で数回詐欺の物件を見つけました。バンクーバーでは家探しのサイトの中に詐欺が含まれているため家探しの際は注意が必要です。シェアハウスは日本にはあまりない文化なのでとても刺激的でした。ホームステイだけでなく家探しやシェアハウスもバンクーバーの魅力の1つです。
現地カフェでのインターンシップで得られたこと
私はインターンシップ期間中、カナダ・バンクーバーの現地カフェで働く機会を得ました。日本ではこれまで飲食店でのアルバイト経験はありましたが、カフェで働くのは初めての経験でした。そのため、最初はドリンクの作り方やエスプレッソマシンの使い方、さらにはラテアートなど、慣れない業務に戸惑うことも多く、覚えることが山ほどありました。しかし、現地のスタッフはとても親切で、忙しい時間帯でも丁寧に教えてくれました。また、職場の雰囲気も温かく、わからないことを素直に聞ける環境だったことは、私にとって大きな支えとなりました。さらに、お客様もとてもフレンドリーで、オーダーの合間に気軽に話しかけてくれる方も多く、人とのつながりを日々感じながら働くことができました。
このインターンを通じて特に印象に残っているのは、やはり英語での接客です。最初は緊張し、自分の英語が伝わるかどうか不安もありましたが、毎日英語を使い続けるうちに、自然と表現の幅が広がっていくのを感じました。マニュアル通りのフレーズではなく、現地の人が日常的に使う「生きた英語」を学ぶことができたのは、教室では得られない非常に貴重な経験でした。

例えば、常連のお客様との何気ない雑談の中で使われるスラングや言い回し、感謝や謝罪の際に使う柔らかい表現など、実際の会話を通して覚えることで、より自然な英語力が身につきました。このような言語習得は、やはり実際に現地で働いてこそ得られるものだと実感しています。
また、仕事を通じて文化の違いにも気づくことができました。たとえば、カナダでは店員とお客様の距離がとても近く、フレンドリーな接客が求められることや、多様なバックグラウンドを持つ人々と一緒に働く中で、価値観や働き方の違いを学ぶ機会もありました。こうした経験は、語学力だけでなく、異文化理解や柔軟なコミュニケーション力を養ううえでも大きな意味を持ったと思います。このカフェでのインターンシップは、私にとって単なる「働く経験」ではなく、多くの学びと成長を得られた時間でした。今後どんな環境で働くことになっても、この経験は自分の強みとして活かしていけると確信しています。
留学中、最大の試練となった仕事探し
留学中で最も大変だったことは、仕事探しでした。私は仕事を見つけるまでに約4か月もの時間がかかり、当初想像していたよりもはるかに困難な経験となりました。仕事探しを始めた当初は、「すぐに見つかるだろう」と楽観的に考えていました。しかし現実は甘くなく、応募しても連絡が来ないことや面接にすら進めないことも多く、カナダで仕事を見つけることの難しさを痛感しました。
カナダでの主な仕事探しの方法は大きく分けて2つあります。一つは、カナダ式の履歴書(レジュメ)を用意し、希望する店舗に直接出向いて配る「ドロップオフ」という方法。もう一つは、求人サイトを利用してオンラインで応募する方法です。私はこの両方を試しましたが、特に自分の人柄ややる気を直接伝えられるドロップオフの方法に力を入れて取り組みました。実際には、約40店舗に履歴書を持って行きましたが、受け取ってもらえる店は限られており、仮に渡せたとしても、その後連絡が来ることはほとんどありませんでした。何度も断られる経験が続き、正直なところ心が折れそうになることもありました。さらに、自分と同じタイミングでバンクーバーに来たクラスメイトの中には、すぐに仕事が決まった人もいて、焦りやプレッシャーを感じることもありました。そうした中で学んだのは、「仕事探しは人それぞれのペースがある」ということ。焦らず、自分のタイミングで前向きに取り組む姿勢が何より大切だと感じました。

また、振り返ってみると、自分が希望する職種で働きたいのであれば、留学前からその分野の経験を積んでおくことが非常に重要だということにも気づきました。現地では英語力はもちろんのこと、それに加えて実際の職務経験も重視されるため、「やる気」だけでは不十分な場面も多くありました。仕事探しは辛く大変な経験ではありましたが、その中で得た気づきや学びは今後の人生において大きな財産になると感じています。困難を乗り越えて自分に合った職場に出会えたことで、自信にもつながりましたし、現地での生活にもより一層意味が生まれたと感じています。









