Voice 留学体験談

カナダ・バンクーバー 長期留学体験談|帰国後の仕事に活きる、実践的な経験や知識が身につけられた
岩井さん

PROFILE
| ご職業 | 社会人 |
|---|---|
| 国・都市 | カナダ、バンクーバー |
| 期間 | 24週間(2025年5月) |
| 学校 | セントジョージ インターナショナル カレッジ バンクーバー校 |
| 参加プラン | カナダ(バンクーバー)英語研修 |
留学のきっかけ
幼い頃から家族で海外旅行をしており、洋楽・海外ドラマが好きで異文化に憧れていました。中学卒業後、春休みの2週間のハワイ短期留学をきっかけに、長期留学を目指すようになりました。大学在学中はコロナ禍で長期留学は叶いませんでしたが、英語科教員免許を取得し、大学院では英語教育を専攻しながら非常勤講師としてネイティブ講師と働く中で留学への意欲が高まりました。海外で英語教授法を学べるTESOLプログラムがあることを知り、大学院を休学して留学することを決めました。TESOLを開講している学校を探す中でISSの方に勧められたのがカナダでした。
留学前にしておくべきこと
留学前にしておいて良かったことは、日本にいる時から仕事で英語を使う機会があったことと、毎日YouTubeで英語を聞く習慣を続けていたことです。逆に、しておけば良かったことは様々な国のアクセントに耳を慣らすことや、会話で使える口語表現を蓄えて瞬時に出せるよう練習すること、そして自分の母語の口癖の英語版を調べておくことです。私は普段から“やばい”を多用していたことに気付きました(笑)
また、留学中は沢山の人に出会うので印象に残る自己紹介も大切だと感じました。自分の名前(あればイングリッシュネームも)やMBTI、出身地、仕事や学校のことを英語でスムーズに伝えられるようにしておくと自信を持って話せると思います。そして何より、日本についての勉強です!留学中はどこに行っても自分がその場での日本代表になるので、日本のことを話す機会が本当に多かったです。日本の食文化や行事、社会情勢など話すネタを持っていると強いと思います。

英語漬けの環境で、レッスンも充実
ESL(一般英語)、i-TESOL(英語教授法)、 TYCP(児童英語教授法)、SSP(スピーキング強化)のクラスを受講しました。
ESLでは英語で英文法を学び、難しいこともありましたが、先生の説明は分かりやすく、質問しやすい雰囲気でした。毎週金曜のプレゼンでは先生が生徒の英語の癖を直してくれ、さらにカナダでの生活やカナダ人の会話の仕方など、実用的な英語も学べました。
TESOL・TYCPでは毎週2〜3回の模擬授業に加え、指導案作成やレポートなど課題も多く、充実した毎日を過ごしました。TESOLではESLの70分授業を担当する実習があり、貴重な経験になりました。SSPでは教科書にないリアルな英語を学べました。先生は厳しかったですが、私たちの英語を細かく訂正してくれるので、とにかくネイティブのように英語を話したい生徒におすすめのクラスだと思います。
学校全体が母国語禁止ポリシーの中で英語漬けの環境で、先生、生徒同士も距離が近くスピーキング力を伸ばすには最適な環境でした。
カナダでの忘れられない思い出
バンクーバー滞在中は、スタンレーパークをサイクリングしたり、放課後にビーチでのんびり過ごしたり、公園でパーティーをしてみんなで飲んだりと、毎日外に出て長い夏の日を存分に楽しみました。週末はよくハイキングに出かけ、ビクトリアやカナディアンロッキー、バンフなど国内旅行もたくさんしました。

学校の友達が誕生日にサプライズをしてくれたこと、ハイキング中に野生の熊に遭遇したこと、シアトルまでメジャーリーグを見に行ったのに大谷選手がベンチだったこと、トロント滞在中に友達とナイアガラの滝へ往復10時間の日帰り旅行をしたこと、そして帰国前にバンクーバー校で出会った友達と東カナダやアメリカを旅行したこと──どれも一生忘れられない思い出です。
留学中に大変だったこと
日本を離れ、英語環境で生活することは、語学の問題以上に大変でした。限られた留学生活でできるだけ多くの人と関わろうと積極的に行動しましたが、毎日友達と過ごしていても、家に帰ると孤独を感じることもありました。言語の壁に何度も直面し、特にラテン系のルームメイトと話していて英語が早くてついていけなかったり、自分だけ理解できていない状況に落ち込むこともありました。しかし、先生や友人、家族と話す中で、何事も完璧を求めず、いい意味で諦めることの大切さを学びました。英語が第二言語である以上、100%理解できなくても良いと受け入れられるようになったことは、私にとって大きな成長でした。

また、落ち込んだときもバンクーバーの自然に癒やされながら、自分の好き嫌いや得意不得意、大切にしたいことにも気付くことができました。どんなときも自然がそばにある環境で留学できたことは、私の人生においてかけがえのない経験となりました。
今後の仕事に繋がる貴重な経験
児童英語教授法(TYCP)プログラム修了後、トロントの現地校(幼稚園〜小学校)でのボランティア制度を利用し、4週間実習を行いました。最初の1〜2週間は幼稚園クラス、3〜4週目はGrade 2, 3クラスに入らせていただきました。幼稚園クラスでは着替えや手洗いの補助、教材の配布などを行い、TYCPで学んだ発音指導や特別支援が実際に行われている様子に感動し、児童への対応など現場から多くを学びました。Grade 2, 3クラスでは授業見学やテスト採点、廊下の装飾補助、休み時間の遊びなどを通して、カナダの子どもたちとの関わりを楽しみました。ハロウィンの日には子どもも先生も仮装し、学校全体がパーティームードで、盛り上がっていました。私はカオナシの仮装をしました(笑)

最終週には折り紙を紹介する時間をいただき、英語で説明するのは大変でしたが、1時間半かけ全員が鶴を完成させることができ、貴重な経験となりました。ネイティブ環境で英語を使いながら活動できる毎日は非常に楽しく、ボランティアを通してカナダの学校事情を学ぶと同時に、日本の学校教育の素晴らしさも実感しました。これらの経験を通して、帰国後は教員として子どもたちに関わりたいという思いが一層強まりました。









