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Voice 留学体験談

日本でのオンライン授業の日々に終止符を!イギリス・ブライトン留学

松岡 温人さん

イギリス

PROFILE

年齢・ご職業 20歳・ 大学生 立教大学
国・都市 イギリス、ブライトン
期間 24週間(2021年8月)
学校 EC ブライトン校
参加プラン イギリス(ブライトン)英語研修ホームステイ

出発前には2日間眠れないほどの不安…

イギリスへの出発前。不安でいっぱいになり、僕は丸2日間も眠ることができませんでした。

不安や緊張の理由は、
「大好きな家族と離れること」
「社交的ではない自分が、海外で上手くやっていけるのかということ」
の2点でした。

東京に実家があるため家族と離れた経験もなく、またとても仲の良い家族なので、1人で海外で暮らすということにとてつもない不安を感じました。

それに、自分のことを社交的ではないと認識していたので、海外で上手くやれるのかという不安も常にありました。

奇跡が重なって、湧いてきた自信

出発当日、慣れない飛行機に座り、しばらくしてモニターを見ようと思ったのですが、イヤホンの挿し口がなかなか見つかりません。よっぽどキョロキョロしていたのかもしれません、後ろに座っていた方と右に座っていた方がほぼ同じタイミングでその場所を教えてくれました。どちらもイギリス人?なのか分かりませんが、外国人の方で「外国人、親切!」と思った出来事でした。

それをきっかけに、右隣の方と少し話をしました。『何しにイギリスに行くの?』と聞かれたので、留学生だと伝え、相手がなぜ日本に来ていたのかも聞いてみました。するとイギリスのサッカージャーナリストとのこと。オリンピックに合わせ、取材に来ていたようです。サッカー好きな僕はこれも何かの縁だと感じ、先ほど選手たちと撮った写真を見せたり、オリンピックやサッカーの話をしたりと随分と英語で話すことができました。

そこで、英語を話した経験はすごく良かったと思っています。イギリスに行って、いきなり英語の生活となることに不安を感じていましたが、「拙い英語でも通じるんだ」という自信に繋がりました。

出発の羽田空港、そして飛行機の機内にて小さな自信をいくつも重ね、飛行機は無事にイギリス・ロンドンヒースロー空港へ到着しました。

出発前からの緊張状態は飛行機の中でも続き、相変わらず眠れなかったのですが…ブライトンのホストファミリー宅に着くやいなや、ホッとしたのかぐっすり眠ることができました。

大学2年生はオンライン授業の日々…何かしたいという気持ち

そもそも、なぜ僕がイギリス留学をしようと思ったのかという話をしたいと思います。

大学2年生になると同時にコロナによって、オンライン授業が1年以上続いていました。キャンパスに登校することもなく、友達ともほとんど会えず、オンライン授業とバイトばかりの日々でした。1年生の時はキャンパスに通えていたので、どうしても、その日々との落差を感じてしまいます。そんな時に、自分の中でふつふつと何かしたい…と思いました。英語を学ぶ、ということだけではなく、現状を変えたい、何かしたいという感覚でした。兄が同じ20歳の頃にアメリカ留学をしていて、その話を聞いていたというのも大きかったと思います。

留学に行くなら、最初はオーストラリアやニュージーランドに行きたいと思っていました。オーストラリアやニュージーランドは、なんとなく温かで人も穏やかなイメージがあり、そのほうが自分に合っていると思ったのです。しかし、コロナの影響で入国が叶いませんでした。入国できるようになるのを待っていても仕方ないので、前から興味のあったヨーロッパからイギリスを選びました。サッカーが好きなこと、ヨーロッパの都市や街並みを見てみたいと思いました。

ホームステイ先ではアニメの話で盛り上がる

ホームステイ先には、僕以外にクエートから来ている留学生がいました。同世代くらいの男性で、既にイギリスに1ヵ月半程いるようです。

その彼は日本のアニメが大好きでした。最初に会った時の自己紹介で、“ハルト”という名前を説明するのに

“I’m Haruto. Not Naruto!”

と日本の大人気アニメ、ナルトという単語をうっかり出したら、

“Wow!!Naruto!!”

と食いついてくれ、そこからアニメの話が始まりました。最初は調子良く話していたのですが、ドラゴンボール、ワンピース、鋼の錬金術師…好きな作品もたくさんあるようで、しかもだんだんと内容がマニアックになり、そんなに知らないということを悟られないように必死でした…(笑)

これから留学をする方は、日本の人気アニメ・漫画については予習しておくと良いかもしれません!

クエートの話も色々と聞きました。なんと気温が50℃を超える日があり、なのでイギリスはすごく寒いと感じるとか…あまり知らない国の話を聞けるのはとても楽しいです。また、ホームステイ先の食事も思ったよりずっと美味しくて、問題なく過ごせています。イギリスの食事はまずいのかなと思っていたのですが、全然そんなことはなかったです。イモ料理多めなのですが、イモが嫌いじゃなければ問題なく、イモのグラタンなども美味しかったです。

ブライトンの街を歩けるようになったら、イギリスの名物であるフィッシュアンドチップスも食べてみたいし、美味しいと評判のイギリスの紅茶も買いに行きたいです。


~留学生活2ヵ月経過 (2021年10月)

到着から2ヵ月が経ち、やっと「慣れてきた」という感じです!先生やホストファミリーの話している英語もだんだんと分かるようになってきました。

慣れなかった最初の1ヵ月…でもだんだんと友だちができました

語学学校は、最初の頃はとてもしんどかったです(笑)初日は緊張もあり、周りの人が英語で何を言っているのかが全く分からず、辛くなりました。最初の1ヵ月はそんな感じで、早く日本に帰りたいなどとホームシックになったりもしたのですが…時間がたつにつれ、だんだんと友だちも出来てきました。

また、入学したばかりの8月頃は自分のほかに日本人は1人しかいなかったのですが、今は増えてきた印象です。基本的には英語で会話をしますが、それでも時々日本語で気持ちを共有できるのは、心の支えになっています。

また、僕はサッカーが好きなのですが、コロナ禍で学校のアクティビティがほとんど中止になるなか、唯一やっているのはサッカーのアクティビティでした!毎週参加して、サッカーを通して親睦を深めています。

語学学校の授業

日本で事前にオンラインテストを受け、クラス分けをされたのですが、最初に入ったクラスはレベルが高いように感じました。すぐに先生に言い、2日目から1つレベルを下げたクラスで授業を受けました。クラスメイトは、中東からの留学生が比較的多いです。

授業では、文法や読解など幅広く勉強しています!文法自体はそんなに難しいことを習っているわけではないので、授業の内容は良く分かるのですが、自分で意見を言うのは難しかったりします。隣の人とペアになり、意見を交換したりするような授業も多いです。

やはり国籍によって、自分の意見を聞いてほしい・自己主張の強い国民性というのはあるようで面白いです!日本人は皆そうだと思うのですが、僕もなかなか自分の意見が言えず…だったのですが、2ヵ月経ち、自分もだんだん意見を言えるようになってきた!と成長を感じてはいます。特に、クラスメイトの韓国人の方がよく話を聞いてくれるので、聞き手にもよるのですがその方の前ではよく話せている実感があります。

2ヵ月過ごしたイギリスの印象

とにかく寒いです(笑)寒さのせいか、今は風邪をひいてしまいました(笑)あと暗くなるのが早く、午後4時くらいで結構暗くなってしまいます。

天気が悪かったり、晴れが少ないなと思うこともありますが、ロンドンに比べたらそうでもないようです。

また、出発前にさんざん周りから「イギリスは食事がまずいよ」と言われていたのですが…こっちに来てみたら、全然そんなことはなく、普通に美味しく食べられるものがほとんどです😀これは嬉しい誤算でした!

週末は友達とパブに飲みに行ったりしますが、これも良い文化だなあと思います。

やっぱり良かった!ロンドン観光

兄の友人がロンドンに住んでいるため、その方の案内でロンドン観光もしました。メジャーな観光名所はほとんど回りましたが、中でもバッキンガム宮殿の衛兵交代式を生で観たのは感動しました!!!

ホームステイは、ファミリーによって結構違う

僕は3週間程前に、2つ目のホストファミリーに移動しました。ホームステイの過ごし方は本当に家によって結構違うんだなあと感じています。

1つ目のファミリーは、キッチンなど好きに使って良く、良くも悪くも「自由」という感じでした。キッチンを使って簡単なものを作って食べたりしていました。ただ、ファミリーとの関わりはあまりなく、同じステイ先にいる留学生同士で交流をしていました。

今滞在している2つ目のファミリーは、ルールは厳しいのですが、コミュニケーションはよく取っています!夕食は必ず一緒に食べますし、その時に「今日の学校どうだった?」「授業はどうだった?」などと聞いてくれるので、英語での会話が弾みます。また、ホストファザーがサッカー好き(ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCのサポーター)なので、サッカー話もできます⚽!

ただ、キッチンは一切使ってはいけないルールなので、日本から持ってきた日本食を食べることもできてないです(頼めば許可してくれると思いますが)またこだわりがあるようで、冷凍食品は一切出さないでいつも温かい料理を出してくれ、ホームステイの食事はとても美味しいです!

交流がある分、今滞在しているホストファミリー宅のほうが自分には合うなと感じています。